クレーンの性能検査と法定点検の違いは?
2023/12/08
クレーンは性能検査・法定点検を行う必要がありますが、これらにはどのような違いがあるのでしょうか?
この記事では、性能検査と法定点検の違いについて解説していきます。
クレーンの性能検査と法定点検の違い
頻度の違い
性能検査は、2年に1回受けることが義務付けられています。
法定点検は、毎年・毎月・毎回といったタイミングで行う必要があるでしょう。
実施する人の違い
性能検査は、厚生労働大臣の登録を受けた登録検査機関が行います。
法定点検は、自社で作業員が行うのが一般的です。
内容の違い
性能検査では、構造部分・機械部分・電気部分のチェックやワイヤー・つりチェーン・吊具のチェックが行われます。
また荷重試験やたわみ測定なども行われ、幅広い項目をチェックしなければなりません。
一方、法定点検では、構造部分・機械部分・電気部分などに異常はないかを確認します。
ワイヤー部分に異常はないか、フック・吊具に損傷はないかなどの点もクレーン使用前にチェックしなければなりません。
性能検査では詳細な検査が行われ、法定点検では使用前の日常的な点検が行われます。
まとめ
性能検査と法定点検には、頻度・実施する人・内容などの違いがあります。
それぞれで検査する目的や内容が異なるので、どちらも必ず行いましょう。
愛知県の『クレーンシステム株式会社』では、天井クレーンの性能検査・法定点検のご相談を承っております。
「天井クレーンを安全に使いたい」という方は、ぜひお問い合わせください。