クレーンの性能検査とは?
2023/12/01
クレーンは2年に一度、性能検査を受けなければなりません。
そこで今回は、クレーンの性能検査の内容について解説していきます。
クレーンの性能検査とは
クレーンの性能検査とは、クレーンが適切に使用できるかを調べる検査です。
自動車が定期的に車検を受けるのと同じように、クレーンにも性能検査の義務があります。
性能検査には、12項目の検査があります。
性能検査の具体的な内容
①定期自主検査記録簿の確認
定期的にクレーンを点検しているかを確認するために、定期自主検査記録簿がチェックされます。
荷重試験前に、チェックするケースが多いでしょう。
②構造部分・機械部分の確認
次に、現場でクレーンの確認を行います。
構造部分に亀裂がないか・ボルトの緩みがないか・機械部分に不具合はないか、とさまざまな項目をチェックします。
➂フック・ワイヤーの点検
フック・ワイヤーの点検も行われます。
ワイヤーが摩耗していないか、型崩れが起こっていないかなどをチェックします。
④荷重試験
性能検査のメインとなる、荷重試験が行われます。
ウエイトを吊って、動作に問題がないかを確認します。
荷重試験の後には、走行レールの上を動くクレーンガーダーのたわみ測定などを行います。
まとめ
クレーンを適切に使用するために、2年に一度の頻度で性能検査を受けなければなりません。
愛知県の『クレーンシステム株式会社』は、豊富なノウハウ・高い技術力・柔軟な対応が持ち味です。
性能検査に関するご相談も承っておりますので、気軽にお問い合わせください。