玉掛け作業の流れは?
2023/09/28
クレーンを使う際に、荷物をフックに掛けたり外したりする作業のことを「玉掛け」と言います。
今回の記事では、玉掛け作業の流れについて解説していきます。
玉掛けに関わる機会のある方は、ぜひ参考にしてみてください。
玉掛け作業の流れ
①玉掛けの準備をする
まずは荷物の重量・重心を確認し、吊具を掛ける位置を決定します。
この際には、荷物に合った吊具を選ぶことも必要です。
②クレーンを呼ぶ
玉掛けを行うために、クレーンを呼びます。
クレーンの運転手が混乱しないように、合図を出す人を決めておくことが大切です。
➂玉掛け
荷物の重心をチェックしながら、2方向から玉掛けします。
玉掛けのワイヤー同士の角度は、30~60度以内にすると切断するのを防げるでしょう。
④フックの状態の確認
荷物が地面を離れた時点で一旦クレーンを止め、フックの状態・傾きなどをチェックします。
周囲に人がいないことも確認し、安全対策を徹底しなければなりません。
⑤荷物の誘導
荷物を目的地へと誘導します。
障害物と接触しないように、介錯ロープでバランスを取りながら誘導する必要があります。
目的地に到達したら、合図に合わせて荷物を降ろし荷解きを行い、玉掛け完了です。
まとめ
玉掛け作業では事故が起こることが多いため、細心の注意を払って行うことが大切です。
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