玉掛け不良の危険性とは
2023/10/01
玉掛け不良があると、さまざまな弊害が起こってしまいます。
そこで今回は、玉掛け不良の危険性について解説していきます。
クレーンや玉掛けに関わる機会のある方は、ぜひチェックしてみてください。
玉掛け不良の危険性
荷物が落下する
玉掛け不良があると、荷物が落下する恐れがあります。
落下したものが下にいる人に当たると、大事故につながるでしょう。
荷崩れを起こさないよう移動経路に障害物がないか確認したり、荷締めの状態を点検したりする必要があります。
荷物が障害物に激突する
巻き上げの際に荷ぶれを起こし、荷物が障害物に激突する危険もあります。
介錯ロープで誘導する、吊り荷から3メートル以上離れるなどの措置が必要でしょう。
ワイヤーと荷物の間に手が挟まれる
ワイヤーと荷物の間に手が挟まれる事故が、発生する恐れもあります。
しっかりとワイヤーを張るまで、荷物を手の平で押さえることで事故を防止できるでしょう。
玉掛け作業者がフックに激突する
玉掛けをする作業者が、クレーンのフックに激突しないように注意しなければなりません。
作業に支障のない2mくらいの位置まで、フックを巻き上げる必要があるでしょう。
まとめ
玉掛け不良があると、次のことが起こる恐れがあるので要注意です。
・荷物が落下する
・荷物が障害物に激突する
・ワイヤーと荷物の間に手が挟まれる
・玉掛け作業者がフックに激突する
『クレーンシステム株式会社』は愛知県名古屋市を中心に、東海・関東からのご相談を承っております。
天井クレーンの修理・設置・設計など幅広く対応しておりますので、気軽にお問い合わせください。