橋形クレーンサドル交換工事
2023/11/22
今回はサドル交換工事の話
写真のようなクレーンのサドル交換の話があり先日交換工事を行いました。
ラフタークレーン2基を準備し万全の態勢で工事を行いました。
剛脚側、揺脚側と順番に取り換えたのだが想定した重量よりはるかに思い。
4t、5t…、とクレーンに負荷をかけていくが全然上がりません。
そのうち、クレーンのオペさんから限界ですという連絡が、現場作業員はポカーンという感じになり、視線は私に集まりこのクレーンでは上がらないという声が聞こえる。私の頭の中は真っ白に。そんなはずはと切り板から重量計算したものの2倍以上の負荷でも上がらない。とりあえずオペさんがブームを短くしてクレーンの位置を変更後、想定の2.5倍吊れる状態へ。
再チャレンジ開始したが、どんどん上がっていく負荷。もう駄目だと思った瞬間にすっと浮いてくれて首の皮一枚でセーフ。
脚が浮いてからの作業は至極簡単でさっと終わり、揺脚側に移動したけど揺脚側でも同じことの繰り返し。揺脚側はクレーンの寄り付きが悪いことやサドルとの取り合いが降る溶接してあったことなどがあり想定の時間内に終わらず残業時間に突入。
土曜日の18時半、上がらなかったらとてつもない迷惑を皆さんにかけてしまうという思いでひやひやしましたが、現場作業員の思いが通じたのかチャレンジ3回目にて浮いた。
助かったと思いましたがその後の作業員の早さもすごかったです。
感謝しかないのですが、なぜそんなに重かったのかといろいろ考えていましたが、工事の数日後に知人からのアドバイスがあり少し合点がいきました。
脚の中に水が溜まっているのではないかということ、屋外で数十年使用されたクレーンにはあるらしいです。
また鋳造所なども重量の割り増しが必要とのことでした。
勉強にはなりましたがひやひやしっぱなしの現場でした。今後は注意して工事を行ってまいります。
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