メンテナンスの中での部品交換について
2024/09/09
写真は施工事例でも挙げたサドル交換のものです。
この工事を行いながら考えたことですが、メーカーの部品供給がない部品についてはおおむね年数が経っていて、それを使用しているクレーンとしては十分役目を果たしたといっていいのかもしれません。
そういうケースではまず新規のクレーンへの載せ替えをご提案させていただきます。
まれに、施工事例:サドル交換のようなケースがあるのですが、なかなか判断が難しいケースが多いのが事実です。
複数のメーカーの現行品を中心に選定していくのですが、強度、取り合い部分の検討などお見積もりをする前段階での検討が増えていきます。
十分な検討を重ね、お見積もりとなるのですが、このケースはコストダウンが難しいと感じています。
部品の改造くらいで済めばかわいいものですが、まっさらからの製作部分が発生するとダイレクトにコストに反映していきます。
現在の日本ではかなりのものが図面さえあれば製作できます。しかし、オーダー品、1点物は機械部品の世界でもお高くなります。
そこが、お客様のお得感と反比例してしまいます。
部品の積み重ねはコスト高となり、新規の本体価格との比較を行うと決して安価という風にはならない現実が発生するからです。
それを思うと、メンテナンスを行いながらクレーンの状態を把握し載せ替えを含め計画的に行うことが大切なことだと思います。
載せ替えも含めてということになりますが、点検契約を通じメンテナンスを行わせていただくことで、計画的な部品交換、載せ替えなどのお手伝いをさせていただきます。
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クレーンシステム株式会社
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