天井クレーンの法定点検のタイミングは?
2024/10/05
天井クレーンの法定点検は法律で義務付けられているので、必ず行う必要があります。
そこで今回は、天井クレーンの法定点検のタイミングについて解説していきます。
安全に天井クレーンを利用するためにも、ぜひチェックしてみてください。
天井クレーンの法定点検のタイミング
原則クレーンを点検するタイミングは、年次点検・月次点検・作業開始前・暴風後の4つです。
そのうち年次点検・月次点検の2つは、法定自主点検が必要になります。
年次定期自主検査
吊り荷重500kg以上のクレーンは年に1回、検査を行う必要があります。
年次定期自主検査では、次の箇所が検査の対象です。
・構造部分・機械部分・電気部分
・ワイヤーロープ・つりチェーン
・吊り具
・基礎
また、荷重試験も行わなければなりません。
月次定期自主検査
吊り荷重500kg以上のクレーンでは、月に1回の自主検査も必要です。
月次定期自主検査では、次の箇所の検査が行われます。
・安全・警報装置、ブレーキ・クラッチ
・吊り具
・配線・集電装置・コントローラーなど
・ケーブルクレーンのロープの緊結部分
・ウインチの据付けの状態
まとめ
天井クレーンの年次定期自主検査は年に1回、月次定期自主検査は月に1回行う必要があります。
これ以外にも、毎日の天井クレーン使用前にも点検が必須です。
愛知県の『クレーンシステム株式会社』は、東海・関東全域からのご相談を承っております。
天井クレーンの法定点検をご希望の場合は、お気軽にご連絡ください。
長年培ったノウハウ・技術力・提案力がございますので、安心してご依頼いただけます。