クレーン設置報告書とは?
2023/08/17
クレーンを使用するにあたっては、クレーン設置報告書の提出が義務付けられています。
今回はクレーン設置報告書とは、どのような書類かについて解説いたします。
クレーン設置報告書とは
定義
クレーンもしくは移動式クレーンを現場に設置する場合には、前もって管轄する労働基準監督署長宛に、書類を提出しなければなりません。
この書類が、クレーン設置報告書です。
ただし報告書の提出は、吊り下げ荷重が0.5t以上かつ3t未満のクレーンを使用する場合に限られます。
また、すでに認可を受けている事業者であれば、クレーンを使用するたびに設置報告書を提出する必要はありません。
記載内容
クレーン設置報告書には、事業の種類・名称・所在地を記入し、どこにクレーンを設置するかを記載します。
次に、どのような種類のクレーンを使用するかを記載しなければなりません。
クレーンには複数の種類がありますので、クレーンの正式な名称を記入します。
報告書には吊り下げ荷重の記入欄もあり、こちらも正しい数字を記入することが大切です。
さらに、クレーンの製造会社と製造年月日を記載する項目が設けられています。
クレーン設置報告書を作成する前に、クレーンに関する正確な情報を把握しておきましょう。
まとめ
クレーン設置報告書は、提出が必要なケースと不要なケースがあるため、内容をしっかりと把握することが大切です。
提出が求められる場合は、記載内容に不備がないようにしなければなりません。
愛知を拠点とする『クレーンシステム株式会社』では、クレーン設置に伴う業務を一貫してサポートいたします。
クレーンに関することは、当社にお問い合わせください。