軌条天井クレーンの走行レール施設工事
2024/04/30
お世話になります。
GW真っ只中ですが、お休みの方、そんな中お仕事をされている方色々ですね。
私も前半はお休みをいただくことができました。
さて表題の軌条クレーンの軌条レールのお施設工事ですが、弊社でも工事の取り扱いをしております。
施設方法としてですが、一般的にフックボルトによる取付方法や抑え金具による取付方法での二つの施工が一般的に採用されています。施工したり、その方法の選定を行う際によく聞かれることをまとめてみます。
〇フックボルトによる施工
施工が簡単であるが、クレーンガーダにバックトラスなどがある場合、フックボルト配置のバランスなど考慮する必要もありますが、メンテナンス時のスパン調整なども比較的楽に調整できます。
〇抑え金具での施工
施工に関して、クレーンガーダへの溶接作業もしくは穴あけ加工が必要になり、フックボルトによる施工と比べると施工期間が長くなります。各抑え金具事で若干の違いはありますが、規定値内でのスパン調整は簡単ですが、それを超える場合は溶接作業などが発生する場合があります。
施工、メンテナンスの面ではフックボルトに比べると簡単とは言い難いですが、地震時の耐震性は数段上がります。
地震時にレールと共にクレーンが落下する事案等の報告がありますが、抑え金具での施工の場合そのリスクはかなり軽減されます。
これは、地震時の天井クレーン落下事案の統計上でもはっきりと出ているのではないかと考えています。
以上簡単にはこういうことが言えますよという内容ですが、天井クレーンの計画時にこのようなことに疑問を持たれた場合はお問い合わせください。
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クレーンシステム株式会社
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