設備に関する地震対策

お世話になります。

また、四国で大きな地震が起きました。

被災者の方々には慎んでお見舞い申し上げます。

 

私たちの業界でも、地震対策として天井クレーンなどに地震対策を施すことがあります。

例でいうと落下防止ブラケットの取付、レールクランプ等の取り付けなどがあります。

もちろん弊社でもいろいろな地震対策を設計施工してきています。

 

クレーン自体に取り付ける落下防止ブラケットの設計、施工もそうなのですが、クレーン設置用の架台の設計まで地震に対する考慮をしてご提案を行っています。

具体的にはというと落下防止ブラケットの設計事態では、クレーンが壊れても落ちてこない設計方針の採用。

クレーン架台についても、しっかりと地震に対する考慮を行っています。

これについては少し難しい話になりますが、クレーン構造規格でいう水平震度0.2という係数がありますが、昨今の大型地震に関していうとこれでは不十分という見解でいます。

もちろん、国の設計指針でも大型地震に対する設計指針も出ています。

弊社においては、クレーンに関する設計基準もそうですが、建築側の設計基準、道路等土木関係の基準などを参考にして設計を進めています。

その結果、地震に対する考慮が不足がちなコストより若干コストアップになることが多いようです。

単純に言うと部材などが大きくなるためその分コスト高になるということです。ここも十分企業努力は進めています。

 

地震について私などでは解明できかねますが、ある程度の想定を行い設計基準を定めることが必要です。

想定の範囲外ということはあり得ることですが、備えあれば憂いなしということも事実で想定の範囲内であれば大丈夫といえるものを設計製作していこうと考えています。

設備の地震対策について興味のある方はご相談ください。