強度確認時の強度不足について

クレーンに関するお問い合わせの中で異音がするなどの使っていく中で発生してきた事案があります。

その原因に関して調べていくと中には強度不足という判断に至るケースがあります。

その件についてですが、強度不足の大半は設計時というか設置時の検討不足と思われるケースが多く、これについては設計者や設置者の経験値もそうなんですが、設計根拠を熟知しているか？部材の強度判定時の許容値の確認や許容値内であってもクレーン自体は長く繰り返し使うものですし、使用者様の使い方でもその耐用年数はかわってきて、寿命などというものにはダイレクトに響いてくるところもあります。

また設計根拠などは不具合があったり、時代の流れで変わっていくところもあります。

えっと思われるかもしれませんが、クレーン関連の計算書や建物の強度計算書をたくさん見ていくと時代を感じるのは事実です。

問題が多いことについては改善されるのは当然の流れですが、検討結果を説明する際には非常に神経を使う部分でもあります。

当時はこのくらいの検討でやっていましたが…というくだりになります。

ただ異音や変形が発制するには原因が必ずありますので、そのような事例がありましたら強度も含めて確認させていただきますので

是非お問い合わせください。