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H形鋼とI形鋼の違いとは?

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H形鋼とI形鋼の違いとは?

H形鋼とI形鋼の違いとは?

2023/08/08

H形鋼とI形鋼は、どちらも鋼材の名称です。
この2つには、どのような違いがあるのでしょうか。
今回は、H形鋼とI形鋼の違いについて解説いたします。

H形鋼とI形鋼の違い

形状

H形鋼とI型鋼の名前は、どちらもアルファベットの形状である見た目から来ています。
アルファベットの「H」の形をしているのがH形鋼で「I」の形をしているのはI形鋼です。
しかし見ただけですぐにわかるかというと、そうではありません。
どちらも「フランジ」と「ウェブ」と呼ばれる部品でできており、1本のウェブをフランジが両サイドから挟んでいる形状です。
H形鋼はフランジがまっすぐの形をしているのに対し、I形鋼のフランジは円を描くように膨らんで傾斜がついています。
複数の鋼材の中から、H形鋼とI形鋼のどちらなのかを判断したい場合には、フランジを見比べるとよいでしょう。

使用用途

H形鋼は、基本的に建造物の構造体に用いられます。
鉄骨造りや鉄筋コンクリート造りの「鉄骨」に相当する部分が、H形鋼です。
建築物の他にも、船舶や橋といった構造体から高速道路の杭基礎まで、幅広い用途に用いられています。
一方のI形鋼が使用されるのは、主にホイストやトロリーの滑車部分で、クレーンには不可欠とも言える重要な鋼材です。
形状は似ているものの、使用用途には大きな違いがあります。

まとめ

H形鋼とI形鋼では、形状と使用用途に違いがあります。
見た目は非常によく似ていますが、用途は全く異なりますので、しっかりと見極めることが重要です。
愛知を拠点とする『クレーンシステム株式会社』では、クレーンに関する幅広い事業を展開しております。
クレーンに関することは、当社へご相談ください。

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